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Y. TAKEDA
米国Middlebury Collegeに留学中。口笛とか、サックスとかギターとか、ジャズとかが好き。語学も好き。リズムを感じると生きてるなあって思う。
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......Yo chiflo, pero no creo que soy chiflado. Adoro el chiflido.
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    先進国ほど大人になるのが遅いっていうのはみんな共通の認識なのだろうか。
    同じ学年に留学生で結婚してたり子供がいたりする人、兵役終わってから来た人、戦争を経験した人なんかがちらほらいて、そういう人と自分って比べられないよな、って思う。
    単純に社会や文化の差ととらえればいいんだろうけど、個人レベルで比較したときに責任の重さだとか現実が見えてるかだとかそういうところでどうしても太刀打ちできない部分があって、子供でいられるだけ子供でいようとしてる自分と、大人な友達を目の前にした時に焦燥感を感じる自分と、この矛盾が結構悩みどころ。
    しかも彼らパッと見話を聞かない限り自分と違うようには見えないから、話を聞いた時に毎度毎度ショックが大きい。
    もうちょっと素直に受け入れられればいいんだけど、いまだにこんなところでカルチャーショックだなんて。
    悩んだところで何が変わるわけじゃないし、自分は自分だから自分のスピードでできることをやるしかないんだろうな。

    --

    秋学期の時間割。


    地理も国際学も入門的なクラスなので、幅広い(広すぎる)分野を扱うらしい。
    扱う範囲が広いほどつまらない授業になるという法則のようで、2つもそういうクラスなのはちょっときついかもしれない。しかし専攻で必修なのでしょうがない。
    地理に関してはLab(科学で言うところの「実験」だけど、実際なにやんのかよくわかんない)が大変そう。毎回レポート書かされるんだろうな。
    フランス語はたぶん飛び級したから相当つらいだろうし、ポルトガル語は逆に息抜きになってほしいけど週5日あるのは地味にめんどくさい。宿題も多いだろうし。
    「アフリカの音楽・ダンス」という授業を聴講する予定。うまくいけばWaitlistから入れてくれるかもしれないけど、多分それはない。ウガンダからくる新任の先生が教える実技授業で、新2年生が履修登録するころには上級生ですでに枠が埋まっていた。どうにか入れてくれないかしら。
    朝が8時と11時なのは不規則でよくない。毎日7時半に起きて、11時まで勉強するというのも手かもしれない。それなら月・水は12時就寝かな?
    そもそも8時に起きられるだろうか。

    今日寝坊した。9時と8時半のフランス語のクラスを今学期4回も寝ぶっちしてる。これで成績Aは絶対になくなった。どんなにテストでいい点数取ってても、どんなに宿題頑張っても、出席で落とされる。それもめちゃめちゃ頑張った夜の次の朝に限って。泣きたい。ふがいない。悔しい。どうしたらいいんだろう。
    優先順位の付け方が下手すぎる。

    --

    今日はFacebookのとあるイベントによるとスカーフの日。
    自発的にヴェール(ヒジャブ、ブルカ、)をかぶっているイスラム系女性を支援するイベントらしい。
    なので俺も首にスカーフ巻いてる。
    ちょっと考えさせられるところがあったので、以下の部分も読んでみてほしい。
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    (4/25補足:通行人さんの指摘によると、いずれの国でも禁止されたのは全身を顔まで覆うタイプのブルカ・ニカブだそうです。よって頭だけ隠すスカーフは禁止対象でないので、以下の議論はかなりずれてきます。文章自体に手を加えることはしませんが、要は俺の友だちはほとんどスカーフです。ヒジャブはそれらすべての総称として用いられるのがどうやら正しいようですが、ネットで見る限り日本では肩ぐらいまで覆うものを指している…?スカーフまでは禁止しないというのもまたいろいろ議論ができそうですね。)

    1年前にベルギーで、そして今年フランスで女性がヴェールをかぶることを禁止する法律ができた。
    ムスリム女性のヴェール着用を女性の抑圧またはその象徴としてとらえている先進国の多くの人々、特に女性運動家たちにはこれは自由を勝ち得たとして好意的に受け入れられるだろう。
    自分も昔はその一人だった。中学だったか高校だったかの英語の教科書にアフガニスタンの女性オリンピック選手についての文章があって、まるでブルカをかぶらないことがいいことであるかのように書かれていたのも、小さいことながら影響している。
    しかし、法で規制することと自由というのはどうも相容れない気がしてならない。なんだか腑に落ちない気がしないだろうか。被る自由はどこに行ってしまったのだろう。

    地域によって差はあれ、多くの女性が自発的にヴェールをかぶっているということに、アメリカに来てから気づいた。ムスリムの留学生は、アフガニスタン、イラン、モロッコ、エジプト、いろんなところから来ているが大抵の女の子は何かしら被り物をしている。アメリカにいて、別に被らなかったからって誰に怒られるわけでもないのだから、彼女らはどう考えても自発的に被ってる。本来の目的が肌や髪をできるだけ隠すことだとして、正直赤ずきんちゃんみたいになってて髪の毛が普通に見えてる子もいるので、本国より緩いんだろうな、とは思う。
    それでも彼女らが全く何もかぶっていないのはまだ1度か2度しか見ていない。
    モロッコの女の子いわく、すでに「ファッションの一部」だそうで、10枚だか20枚だか持ってていろいろ変えて楽しんでるんだそうな。もちろん、国によってはそんなカラフルなヴェールは保守派には認められないところもあるだろう。でも、共通して言えることはたぶん彼女らは信仰上の理由でかぶっているということ。誰に強制されているわけでもない、自発的に被っているのである。

    ヨーロッパの法規制の例に戻るが、イスラム教は宗教であり、宗教と文化は切っても切り離せない。信仰心のあらわれであるヴェールの着用を禁止するということは信仰の自由を奪うことに他ならないと俺は思う。
    「先進的」なムスリム女性でヴェールを着用しない人もいる。これは中東においても、法規制がない限り存在はする。そういった女性の存在は先進国の人間からみるといいことのように見える。
    全体的に見てイスラム圏において女性が虐げられているというのは事実であるし、ヴェールなんてかぶりたくないのにかぶらされている女性も多数いるだろう。
    しかし、イスラム的価値観からみればそれは堕落やモラルの低下の象徴に他ならないのかもしれない。
    いくら人権のため、自由のためと言え、西洋の価値観ですべてを図っていいのか。
    信仰の自由を奪い、はたまたファッションの自由まで奪うフランスやベルギーの法律はムスリム女性の人権を侵害しているのではないのか。

    たとえば、アメリカでユダヤ人の帽子着用を禁止したらどうなるだろうか。
    そもそも理由がないし、ユダヤ人はアメリカで大きな影響力を持っているから、もちろんそんなことは起こりえないが、あったとしたらユダヤ人は団結してすぐにこれをひっくり返すだろう。

    ヨーロッパの場合はどうか。急増するイスラム系移民にどの国も恐れを、少なくとも不安を抱いている。
    サルコジは「奴隷的文化の象徴を我が国で放置するわけにはいかない」というようなことを言ったようだが、女性を守るという大義名分で、実は自分たちのいいように急増するイスラム系移民への対策をしているだけじゃないのか。
    清の辮髪令とやっていることは変わらない。いかにイスラム系移民が力を持ち始める前に抑圧し、自国民と同化させるか。
    ヴェールをかぶれないなら信仰上の理由でその国には行けないだろうし、逆に移民先を出なければいけなくなるかもしれないので、絶対数が減るだろう。
    郷に入っては郷に従え、とは言うが、もしこの傾向がヨーロッパ中に広まるとなったら彼らはお手上げだろう。
    一部の国でこうなって移民の流れこむ先が変わると、どの国も大量の移民にはあまり来てほしくないから同じ政策を取るかもしれない。
    そうしたらますます西欧と中東の溝が深まるばかりではないか。

    ちょっとこの記事を見てほしい。(英語)
    Sila Sahin Becomes First Turkish Woman to Strip for German Playboy
    このトルコ人女性は自分から進んで「幼少期の文化的束縛から逃れるために」Playboyに(セミ?)ヌードで出るような道を選び、それを自国の知り合いに送ってショックを与えようとしているという。
    もちろん、こういう生き方を選びたいのであればそれは自由であるべきだ。
    しかし、いくら極端な例とはいえこのような文化の存在する中に無理やり取り込まれるというのは嬉しいことではないだろう。尊厳を失う。
    俺は別にヴェールをかぶることについて賛成反対を言っているわけではない。
    被るにせよ被らないにせよ、信仰や服装に関して、別に他人に強制するわけでも過激な露出をしているわけでもない(イスラム圏でかぶってなかったらそう思われるのかもしれないが)のに法で規制するのはおかしいだろうと思うだけだ。
    21世紀にもなって。

    2050年には全世界の就労年齢人口の1/6がイスラム教徒になると予測されている。
    グローバル化が進み、移民も加速するだろう。
    いかに異文化間の衝突を乗り越えていくか、考えなければならない時がもう来ている。
    きっと部外者が口出しすることではないのだろうが、気になる問題ではある。
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      | 05:16 | comments(4) | trackbacks(0) |
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        | 05:16 | - | - |
        コメント失礼します。

        イスラムは別に戒律が厳しいとかじゃなくて、どんなに緩くても信者一人一人がほぼ無意識の内にイスラム教徒であることを自覚してるといいます。ヨーロッパのトルコ移民らのイスラム回帰現象によく現れています。スカーフ問題もその様な性質がよく出たものといえます。

        別にイスラムを礼賛する訳じゃないですけど、それ位生活と密接に結びついた魅力的な宗教であることは確かです。イスラムへの改宗者が増加しているという話も、正しい知識を身につければ頷ける話です。でもその分外界とのすり合わせがすごいデリケートになってるんでしょうね。それに一部の過激派による暴発に起因する偏見が拍車をかけてます。

        宗教は特に人の内面に関わる部分ですから、最終的にはどうしても曲げられない部分は相手方が折れるしかないと思います。

        グローバル化は進みますけど、それと宗教を折り合わせていくかはかなり重要な問題ですね。

        今からそのような体験ができるTKDさんは羨ましいですね(笑)

        | 通りすがり | 2011/04/22 10:17 AM |
        >通りすがりさん
        コメントありがとうございます。
        あのごちゃごちゃした文章をうまくまとめていただいた感じですね。笑

        >宗教は特に人の内面に関わる部分ですから、最終的にはどうしても曲げられない部分は相手方が折れるしかないと思います。
        この場合の相手方というのはどちらのことでしょうか。
        日本は例外として、他の国の多くの人は何らかの信仰があると思うのですが・・・
        | TKD | 2011/04/24 12:53 PM |
        ヒジャブとブルカは区別して書くべきかと思います
        フランスが禁止しているのは顔の隠れるブルカやニカブであって、ヒジャブは大丈夫のはずです
        ベールは意味が広範囲なので少しまぎらわしいですね
        | 通行人 | 2011/04/24 9:38 PM |
        >通行人さん

        なるほど。
        これだと少し話が変わってくるかもしれませんね。
        勉強不足でした。
        修正しておきます。
        | TKD | 2011/04/25 4:00 AM |









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