*About Me
Y. TAKEDA
米国Middlebury Collegeに留学中。口笛とか、サックスとかギターとか、ジャズとかが好き。語学も好き。リズムを感じると生きてるなあって思う。
*Recent Entries
*Comments
*Trackback
*Links
  管理者用ページ

......Yo chiflo, pero no creo que soy chiflado. Adoro el chiflido.
<< ワークショップの報告/怒涛の8月 | main | 【コンサート告知】口笛の響き:Classical & Venezuelan Music >>

一定期間更新がないため広告を表示しています

0
    | | - | - |
    乗り継ぎ含め40時間、家を出てからホテルに着くまで実に丸二日間という、人生で最も長い片道の旅を終え、無事首都ヤウンデに着いたTKDですが、「もう大抵のことじゃ驚かなくなった」と思っていたら(よく考えてみたら大した自惚れですが、普段は割とどんな事実でも「ふーん、そういうこともあるよね」ぐらいで終わらせてしまうんです)、驚くこと、初体験がたくさん。毎日暇は結構あるのに、気温のせいか空気のせいか、それとも単純に精神的なものか、なかなか疲れが取れません。こちらの人は皆朝6時に起きて、夜は11時には寝ますが、僕は10時に寝ても8時起きです。到着後三日してホストファミリーの家に着いたら両親ともに旅行中でホストブラザーとホストシスターとホストいとこしかいないという。ホストパパは3日前に帰ってきましたが、基本的に仕事場が遠くてそっちに住んでいるので週末しか家に居ないし、ホストママはなんと10月の終わりまで帰ってこないみたいです。まさかの状況なのでびっくりはしましたが、兄(8つ上)も姉(同い年)もすごくいい人たちでやさしくて面白いので今のところ問題はありません。インターネットは割と町中あちこちにネカフェがあるし、自分でもWiMAX的なものを持っているのでつながることはつながるのですが、接続が非常に悪いし(雨降ってるとつながらなかったり。今は雨季なので毎日数時間スコールが降ります)とにかく遅い(GmailのHTMLバージョンでも読み込みにひどいときは1分以上かかる)です。インターネットが遅いということはつまりYouTubeなんかはやらないので繋いでいる時間は短いはずなんですが、同じことをするのにも数倍〜数十倍の時間がかかるので結局時間を使ってしまうことになる。インターネットの接続が悪いとあまりメキシコやアメリカの時みたいにネット中毒にならなくてすむかな、と思って期待していたので、まあ効果はあるんですが思ったほど隔絶はされないかな、という感じです。

    池袋のカメルーン料理屋でちょっと臭みが強くて大変だったので心配していた食事ですが、基本的においしいです。主食は米、芋、バナナ(フルーツバナナではなく、プランタンと呼ばれる甘味の少なく大きい種類です。ゆでたり揚げたりして食べます)。あとはキャッサバのちまきみたいなのもありますが、ちょっと臭みが強くて苦手です。主菜は大体魚、鶏肉あるいは豆です。外食さえしなければペスカタリアン(魚も食べる菜食主義者)でも十分生きていける食文化です。結構唐辛子のきいた料理もおおく、やっぱり熱帯なんだなあと。あまり野菜を野菜としては食べず、煮詰めてソースにしてしまうことが多いです。果物はおいしいです。グアナバナを売っているのがすごくうれしい。楽しみにしていたマンゴーは4月まで待たないといけないみたいです。水は基本的に歯磨きも含めてミネラルウォーターにしています。今日は田舎に行って大きなトカゲ(!)を食べました。超高級料理らしいです。ヤウンデだとレストランで一切れ7000CFA(約1200円)するとか。普通の鶏肉だったらポテトと合わせて一皿1000CFAぐらいで食べられることを考えるとたしかに超高級です。結構地元で醸造してるビールがあるんですが、一番小さいボトルが650mlなので一人で一本飲みきれません。今のところ食あたりは起こしてないですが、時々食べすぎます。

    お腹よりも心配してたのがマラリア。一応予防薬は飲んでるのですが、予防効果は100%ではなく、程度が軽くなるだけだったりするらしいです。しかもカメルーンにいるマラリア原虫は4種ある中の唯一の致死性の種類だということで。どうやらすでに仲間が一人かかってしまったようですが、ちゃんと治療を受ければ2〜3日で治るみたいです。都市部には思ってたほど蚊はいなくて、家ではまだ2匹しか見てないんですが、この間動物園に行ったときに何か所か刺されたので潜伏期間の10日が過ぎるまではちょっと心配です。マラリアよりも毎日気になるのが、空気の悪さ。マラリアって「Mal aria=Bad air」って意味なのですが、マラリアとは全く関係なく大通りを通ると車の排気ガスで息をするのがつらいぐらいひどいです。今のところそれが一番気になる。野菜不足もですが。街中も結構ゴミだらけで汚いです。多分ゴミ回収・処理のシステムが確立されてない。

    排気ガスの大きな原因の一つが、タクシーです。公共交通機関は数本しか走っていないバスと残りはすべて乗り合いタクシー。走っている車の1/4はタクシーです。料金は最短20円から。普通の距離は大体35円ぐらいです。トヨタのカローラを黄色く塗った奴が結構多いんですが、5人乗りに後部座席に4人、助手席に2人、最大運転手含めて7人乗ります。道端に立ってるとタクシーが速度を落とすので、その間に窓から行先と希望価格を叫んで、方向が一緒でかつ価格に納得が行ったら止まってくれて、そうでなければ素通り。なかなか面倒くさいですが、安いのでしかたないかな、と。基本的に車の運転が安全もへったくれもないので、結構怖いですが、歩行者や他の車との距離15僂阿蕕い里箸海蹐40匳个靴討垢い垢ちっていくのはもはや芸術の域です。

    フランス語ですが、だんだん耳が現地の方言(?)に慣れてきました。Rが時々喉じゃなくて巻き舌になったり、an/enが[ɔ~]ではなく[ɑ~]になっていたり、関西弁とかベネズエラのスペイン語みたいなうねりがあったり、”Comment ça va?” は端折って ”Comment?” だったり、”Qu’est-ce que tu dis?” ではなく”Tu dis quoi-.” だったり、無駄にlàを会話のあちこちにはさんだり、結構面白いです。だいぶ自分もそういう風に喋るようになってきました。あとでアメリカに帰ってから先生に笑われそう。フランスっぽいフランス語もちゃんとしゃべれるようにしておかないと。あと、人名地名が全部現地語(カメルーンには250以上の現地語があります)だったりするので、時々現地人同士の会話だと訛りの強いフランス語なのかそれとも現地語をしゃべっているのかわからないことがあります。とにかく今は目的語を入れる位置と前置詞が考えずとも正しく出てくるように口を慣らすことと、ボキャブラリーの拡張です。

    結構生の音楽に期待して(特にギターやバラフォン系)きてみたら、大都市では録音ばっかりで生の音楽はあまりないみたい。観光地でもないのでストリートミュージシャンもいないし、ラテンアメリカのような生バンドを呼んでやるパーティーもあまりなさそうです。そもそもラテンアメリカのような伝統的かつポップでバンドで演奏できるようななダンス音楽があまりないのではないかと。唯一ヤウンデで生の音楽に出会ったのが、ホストブラザーの行っている福音派の教会のミサに行ったときにパイプオルガンの代わりにバラフォン(アフリカの木琴)とドラムとシェイカーで伴奏をする2拍子に3拍子の乗ったポリリズムの讃美歌でした。それはまたそれですごい話ではあるんですが。大学に行けば誰かしら音楽をやっている人はいるんじゃないかな、と思います。ちなみにマヌ・ディバンゴというカメルーン出身の世界的なサックス奏者がいるようで、サックスを吹くという話をすると必ずその名前が挙がります。まだ音源を聴けていないのですが、ハービー・ハンコックといっしょにやってたりするような人らしいので図書館に借りに行くのが楽しみです。
    口笛がタブーな東アフリカとは違い、中央アフリカのカメルーンではそんなことはなく、割と口笛を吹いている人もいます。ただ、やはりラテンアメリカのように合図に使われたりはしません。街中で人を呼ぶときは上下の歯を合わせて「ssssst」とやります。下品だけどかなり通る音。白人(基本的に中国人だと思われますが、肌の色的に東アジア人も白人に分類されます)なので、街中を歩いているとしょっちゅう物売りにその「ssssst」か”Chinois!”(シヌヮ=Chinese)と声をかけられます。特にホストシスターや同じプログラムの黒人の留学生の女の子と歩いていると必ず。大抵の場合現地人の女の子に手を出した白人(しかも中国人―差別するわけじゃないですが、現地人からするとそういう見方になるでしょう)だと思われているので、説明しないと結構めんどくさい絡まれ方をします。料金交渉の時も白人だというだけで現地人の場合の1.5倍か2倍の値段を最初に言われたりします。

    結構しょっちゅうふとした時になんでここにいるんだろう、1年もいないで半年ぐらいで帰りたいな、なんて思うことがあって自分でも驚いているのですが、抗マラリア薬の副作用に鬱っぽくなるみたいなことが書いてあったのでそれだと思うことにしてます。まだ現地の友達がほとんどいない状況なので、月曜日に学校が始まったらまたいろいろ変わるでしょう。それではまた気が向いたらだらだらと書きます。

    ――――――――

    大雨が降ってきて、なんか天気悪いし水道止まったらいやだから(こないだとか3日ぐらいずっと止まってた)、投稿するページ読み込んでる間にシャワーでも浴びるか、と思って一応バケツに水組んでからお湯でシャワー出して、ふと思いつきで超熱いお湯をバケツの水に足したら流しっぱなしの無駄がないかな、と思って溜めてたところでガツンと停電。もうちょっと早かったら冷たいシャワーを浴びるところだった。懐中電灯の明かり。普段雨で止まるはずのインターネットがなぜかこの雷雨でも止まらないのはラッキーなのか、停電だから早く寝ればいいのにインターネットがあるせいで寝られないからアンラッキーなのか。

    水道と電気の通っていることのありがたさ。でもそれを感じるのは止まっている時。水道が通ってないから不幸せに感じることはないけど、シャワー浴びるときにちゃんとお湯で浴びられるときはそれだけでラッキーな気分になれる。
    0
      | 08:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
      0
        | 08:38 | - | - |









        http://siffleur.jugem.jp/trackback/68

        (C) 2017 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.
        designed by 107-go.

        << August 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
        みんなのブログポータル JUGEMブログパーツUL5